ssawwaves’s blog

時々山登り。高山植物や山野草との出会い。

スミレ

奥多摩|エイザンスミレ

エイザンスミレの別名はエゾスミレ。 葉に特徴があり、スミレの葉のイメージからはちょっとかけ離れた切れ込みがあって、 水菜?みたいな感じ。 花の色は、淡いピンクに近い紫色〜赤みがかったピンクのもの。 ラインが濃かったり薄かったり、すごく色白だっ…

六万騎山|オオタチツボスミレ

4月中旬の写真で、新潟の南魚沼に咲いている、かわいいスミレの紹介をしている訳で今日はオオタチツボスミレ。 たぶんこの周辺に住んでいる方には、 ”ふ~ん。珍しくないよ!このスミレ” と言われるのは承知です。 ↓ スミレだけではなく、イワウチワやシュン…

六万騎山|スミレサイシン

トロロスミレとも呼ばれているスミレで、地下茎が太くなるのですりおろして食べる地方もあるそうです。 スミレは、すべて食べられると聞きますが、私は、食べた事はないです。 日本海側の雪の多い地帯に咲く代表的なスミレだそうです。 関東では、ナガバノス…

六万騎山|ナガノハシスミレ

ナガノハシスミレをご紹介します。 またの名をテングスミレ。理由はこの長い距から来ているのは、想像どおり! 主には日本海側でしか見られないようなので、ナガノハシスミレを見ると、ここは新潟で日本海が近いことが感じられます。 ナガノハシスミレ Viola…

奥多摩| ニョイスミレ

ニョイスミレは別名ツボスミレとも言い、GW位まで低山でも見られます。 これは、奥多摩の御岳山周辺。標高は1000m以下の所です。 個体数は多いように思います。 都内でも自然な環境っぽい公園などで見られますよね。 ニョイスミレ Viola verecunda 葉はハー…

谷川岳|ミヤマスミレ

名前の通りの深い山(中部では標高1000m位)にしか咲いていないのですが、北海道では低地、東北では低山で普通に見られるスミレらしい。 北海道は一度も行った事がないのでわからないけれど、北海道では奥多摩あたりのタチツボスミレみたいな感じなのでしょ…

谷川岳|ジョウエツキバナノコマノツメ

谷川岳の頂上近く、蛇紋岩の岩場に咲いていました。 黄色い花弁で反り返った様に咲く姿は、キバナノコマノツメですが、 ジョウエツキバナノコマノツメ Viola viflora f.glabrifolia 葉っぱが、キバナノコマノツメに比べて小さくても厚さがあります。 厚いの…

奥多摩| キバナノコマノツメ

黄色のスミレ。かわいいですよね。 キバナノコマノツメ Viola biflora 名前の由来となるのは葉っぱの形。 コマ=駒。馬のこと。ツメ=蹄・ヒヅメのこと。なるほどです。 薄くて柔らかくて少し毛の多い葉です。 奥多摩周辺の黄色いスミレと言ったらこのキバナ…

谷川岳|ナエバキスミレ

谷川岳の縁の平標山に咲いていた黄色いスミレ。 ナエバキスミレです。 ナエバキスミレ Viola brevistipulata var.kishidai 上弁と側弁がまるまると大きくて、茎が赤に近い紫色なのが、わたし的に見分けるポイントです。 今夜は雨が強く降っていますが、明日…

奥多摩| アカネスミレ

おひさまが大好きな茜色のスミレ。アカネスミレ。 フジファブリックの”茜色の夕日”の茜色ではなくて、万葉集の”あかねさす”の茜色のイメージです。あくまでも、わたしの意見。 アカネスミレ Viola phalacrocarpa 特徴は、花弁が閉じ気味に咲いてしべが見えな…

奥多摩|アケボノスミレ

アケボノスミレは、色鮮やかで花弁がぽってりとして、名前負けしていないスミレ。 アケボノスミレ Viola rossi 「曙」と名前がついただけあり素晴らしく美しい紅紫色です。 実物はもっとピンクがかっています、もっとキレイに撮ることが出来ればなぁ。 黎明…

奥多摩| フモトスミレ

今日は、花の直径が1cm位のかわいいスミレ! フモトスミレ Viola sieboldi フモトスミレです。 ふもととは言っても、海岸近くの山地から標高は2000m付近まで分布しています。 葉はハート形で濃い緑色、裏は紫がかっています。 唇弁の距は薄い紫で、華やかな…

奥多摩|ナガバノスミレサイシン

スミレが好きで、名前と特徴を覚えようと数年前に思い立ち、写真を撮っては図鑑やインターネットで調べたりして来ました、種類が多いことに驚かされ、個体により個性がある事に魅力を感じ、山登りがますます楽しいものとなっています。 奥多摩にも色々なスミ…