ssawwaves’s blog

時々山登り。高山植物や山野草との出会い。

北岳 | シラネヒゴダイ

シラネヒゴダイは、キク科トウヒレン属の花。

分布は、奥秩父南アルプス八ヶ岳で、日本固有。

稜線付近の、礫地や草地に咲いている。草丈は3cmから高くて20cm位。

強風がお嫌いなご様子で岩に寄り添うように咲いているのを見かける。

f:id:SSAWWAVES:20190905151516j:plain

Saussurea kaialpine

トウヒレン(塔飛廉) やら ヒゴダイ(肥後躰) やら植物と言うよりも魚の名前みたい、と、思う。

漢字を見るとそうでもないですが。

この花は、種類が多くて、咲いている場所で名前の検討をつけて図鑑やインターネットで調べたりするのですが、これは、北岳稜線付近なので、シラネヒゴダイに間違い無いです。

このトウヒレン属の名前は、アザミ属でもないし棘もないのに、何とかアザミ。

ヒゴダイ属でもないのに、何とかヒゴダイ。

統一性がないのも、何となく混乱するのです。

でも、ちゃんと名前がわかると、より親しみが湧きます。