北岳|センジュガンピ
センジュガンピは別名シラネガンピ。
ナデシコ科マンテマ属。2cm位の小さな花。
1980年代の図鑑だと、センノウ属になっているが、最近の図鑑だと、マンテマ属になっている。染色体数の研究が進んでの変更の様子。
よく活用させていただいているWikipediaはセンノウ属になっているけれど、染色体数も掲載されている、2014年初版の図鑑を見たので、マンテマ属に間違いない。
ナデシコ科には違いないので、センノウ属でも、マンテマ属でもいいけれど、染色体数が違うらしい。
センジュは、花弁の形が、千手観音の手に見立てたとか、日光の中禅寺湖の湖畔の千手ヶ原に咲いていたから。とか。
ガンピは、中国原産の草木植物で、和紙を作る「雁皮」とは、違い、「岩菲」と言うナデシコ科センノウ属の花と似ているから付けられたそう。
「岩菲」は学名はLychnis coronata。茶華として中国から渡来した花で、フシグロセンノウを小さくしたような花で、確かによく似ている。
でも、センジュガンピはマンテマ属なんですって。
センジュガンピは山地帯から亜高山帯の林の縁に7月〜8月に咲いている。
白い花弁に繊細な切れ込みが入って美しい。
小さくて白い花は、なかなかピントが合わないのは私だけ?