杓子山|キセワタ
キセワタは、シソ科メハジキ属の多年草。
絶滅が危惧されている珍しい植物で、自生は珍しい。
レオヌルス マクランサスと言う学名だが、和名はキセワタ。
属名のLeonurusは、ラテン語で、Leonは、(ライオン)。ouraは、(尾)による合成語で、長い花序の形。を表していて。
macranthusは、macroは、(大きい)。anthusは、(花)の意味。
花冠のフードになっているような形のところの上部白い綿毛が密集しているのが、
重陽の節句に行う風習である、「菊の被せ綿」から来ていると云う。
「菊の被せ綿」については、もうひとつのBLOGに書いてみました。
つぼみも、白い綿毛で覆われていました。
撮影は8月21日でしたので、今頃は満開を過ぎ、種になっていることでしょう。
来年もこの場所で咲いてほしいと思います。