ssawwaves’s blog

時々山登り。高山植物や山野草との出会い。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

北岳|センジュガンピ

センジュガンピは別名シラネガンピ。 ナデシコ科マンテマ属。2cm位の小さな花。 1980年代の図鑑だと、センノウ属になっているが、最近の図鑑だと、マンテマ属になっている。染色体数の研究が進んでの変更の様子。 よく活用させていただいているWikipediaはセ…

杓子山|キセワタ

キセワタは、シソ科メハジキ属の多年草。 絶滅が危惧されている珍しい植物で、自生は珍しい。 レオヌルス マクランサスと言う学名だが、和名はキセワタ。 Leonurus macranthus 属名のLeonurusは、ラテン語で、Leonは、(ライオン)。ouraは、(尾)による合成語…

杓子山 | テンニンソウ

テンニンソウはシソ科テンニンソウ属の多年草。 8月中頃(撮影は9月19日)に咲き始めていたので、今は満開から終盤かな。 あちこちで、年々増えているらしい。減っていく花もあれば増えていく花もある。 外来種では無いから、増えたら困るかどうかはわからない…

杓子山 | ヒナノキンチャク

ヒナノキンチャクは、マメ目ヒメハギ科ヒメハギ属。 草丈は7~15㎝位で、花は薄い紫色で2㎜の小さい花をつけ、1㎜位の小さい黒い種がきんちゃくのような形をしているさやに入っています。 こんなに小さな道端の花が絶滅に瀕しています。 ここ、杓子山付近は…

北岳 | シラネヒゴダイ

シラネヒゴダイは、キク科トウヒレン属の花。 分布は、奥秩父、南アルプス、八ヶ岳で、日本固有。 稜線付近の、礫地や草地に咲いている。草丈は3cmから高くて20cm位。 強風がお嫌いなご様子で岩に寄り添うように咲いているのを見かける。 Saussurea kaialpin…

北岳 | イブキジャコウソウ

イブキジャコウソウは、ヒャクリコウ(百里香)とも言われる、シソ科イブキジャコウソウ属の低木。木なんですね〜。 低山から高山までみられ、日本原産。 色も形体もかわいいです。 Thymus quinquecostatus イブキは、滋賀県の伊吹山で最初に発見されたのが由…

北岳 | ミネウスユキソウ

エーデルワイスは、ヨーロッパでは、もっとも有名な高山植物ではないでしょ うか。 ミネウスユキソウは、エーデルワイスと同じ仲間で、キク科ウスユキソウ属の花。 日本の固有種です。 高山での分布域は広い方。 東北と上越地方、北・中央・南アルプス、八ヶ…

北岳 | タカネナデシコ

タカネナデシコは、ナデシコ科ナデシコ属の花で、別名は、クモイナデシコ。 オノナデシコ。南アルプス国立公園で自然公園指定植物となっています。 県によっては、絶滅危惧Ⅱ類・VUです。 Dianthus superbus Var. speciosus 岩場や礫場に咲ている、カワラナデ…