北岳|ミヤマハナシノブ
この度、北岳に登ったお目当ては、この花!
ミヤマハナシノブは、ハナシノブ科ハナシノブ属。
南アルプスでは、北岳、鳳凰山。北アルプスでは、清水岳(しょうずだけ)のみの隔離分布で絶滅危惧Ⅱ類(VU:Vulnerable)
北岳の大樺沢二俣あたりから、美しい青空のようなブルーの花びらの花が現れます。
写真だとやや紫が買って見えますが、もっと青みがかった感じがしていました。
学名の caeruleum は、英語ではセルリアンブルーと言う、濃いブルーのことを指すので空色のことのようです。スペイン語ではazul あたりか。
葉っぱもいいです。この羽状複葉が何とも涼しげ!
蕾もたくさんあったので、8月末まで楽しめそうです。
その辺りまで歩くと実は、そこから先は20本ほどあるハシゴが待っていますが、ミヤマハナシノブが咲いていたおかげで、何だか疲れがリセットされる気がします。
それは、全く気のせいですが。
頑張ってハシゴを登れば、そこには、お花畑のトラバース道が待っている。
撮影 18.AUG.2019