北岳|タカネビランジ
夏休みを利用して北岳に登って来たので、美しかった高山植物を数日の間備忘録的に書きたいと思います。
タカネビランジはナデシコ科マンテマ属。
見ての通り大きな薄いピンク色の花びらで、満開の大株はびっしり花がつき、ブーケのよう。
高山植物らしからぬ豪華さなのです。
これが、標高3193mの北岳の頂上に咲いているのです。
何となく、不釣り合いで、誰かが献上したみたいな感じなのです。
たとえガスっていて、楽しみにしていた南アルプスの山々の稜線が見られなかったとしても、
かなり体力が消耗していても、この生命力には心をグッと掴まれます。
撮影 18.AUG.2019
丸太のハシゴを20本位登った所に咲いていた、タカネビランジです。
ガクの色が濃いピンクでとっても美しい!
まだ行った事はありませんが、鳳凰三山の稜線にも咲いているそうです。
白い岩肌の花崗岩の隙間から咲く姿も素敵だそうです。見てみたい!
ところで。
ビランジって変わった名前。
たいていは、日本の花の名前には由来があって、当てはまる漢字があるのですが、インターネットでの検索では、今のところ不明。図書館へ出向き真剣に調べれば分かるだろうか?
意味も不明。ビランジってどういう意味だろう。
ソランジュはビヨンセの妹だけど(笑)